そこで学んだ言葉です。
1.良くない経営者とは、しなければならない仕事をしていない人である。
しなければならない仕事は、緊急ではないが重要な仕事のことをいう。
長期的に会社にとって重要な仕事をやっていない。
2.良くない経営者とは、作業ばかりやっている経営者である。
従業員ができない仕事をやるのが経営者である。緊急ではないが重要な経営者の仕事は自分の会社が売っている商品の価値は何なのか。なぜ、お客様は買ってくれているのか、誰が買ってくれているのかということを突き進めて考えることである。
教えてくれた経営者が使っている経営分析の道具は、
1.ABC分析
2.SWOT分析
3.年計表による分析
4.ポートフォリオ分析 の4つであるとのこと。
これを基に戦略を考えている。経営計画の立て方は、まず経営理念をはっきりとすること。
次に必要な利益(売上から経費を引いて利益を出すのではなく、利益から逆算していって経費や売上の水準を組み立てていく)ことである。それに従って利益計画を立てる。しかし、利益計画は単なる数値であってはいけない。それを経営理念、あるいは、経営の数値をいかにして、実際に落とし込むために実行する計画を立てる。これを経営指針と呼ぶ。
ちなみに、その会社で会社として従業員に求めていることは、次の5つの言葉であるという。
1.品位を保持する
2.知識を受容する
3.信頼を効用する
4.相互に新規
5.守秘義務 とのことであった。