機会があって、韓国の企業が日本に進出することを促進しましょうという会合に出席しました。韓国の銀行の副頭取の方がわざわざ日本に来て色々と挨拶されました。韓国語で挨拶され、その銀行の日本支店の方が日本語に翻訳されていました。
面白いなと思ったのは、「朝鮮半島」と日本語では言いますが、その言葉を「韓半島」と翻訳していました。
一般的にそのように翻訳するのかどうかは知りません。
それで思い出したのですが、NHK教育テレビで「ハングル語講座」というものがあります。
朝鮮語講座でも韓国語講座でも南北朝鮮の関係でもめるので(クレームが多いのであろう)、ハングル語講座ということにしたのだと以前聞いたことがあります。
ハングルというのは、表音文字であり、日本語で言うカタカナであり、1400年代に李朝の王様が作ったものだそうです。
面白いのは、中国の漢字は、日本の平安時代には男性が使い、それから派生した表音文字のカタカナは主に子供や女性に使われたという歴史があるのですが、ハングルも同じように当初は児童や女性に使われたとされています。
言葉に対しても気を遣うというか対立があるのだなと改めて思いました。
また、漢字という文化を導入した国は 漢字だけで文字を国民みんなに広めていくのは困難ので 表音文字を同じように開発(?)するのだなあと思わず親しみがわきました。