何度もいいますが 人に経営を語るほど 上手に会社経営ができているわけではありません。
ただ 耳学問だけは 好きなものですので。。。。。。。。
これも尊敬する先輩の公認会計士の方の話から
『守りと攻め』
1.経営の必要条件ばかり力を入れていませんか?
ビジネスをしていく場合、必要な条件があります。少し挙げてみただけでも、例えば顧客第一、顧客満足、サービスをちゃんとやっているか?人材教育が大事、いい人を取れ!人を大事にしなさい、キャッシュフロー経営をする、がんばれ、一生懸命努力しなさい。
これらのことは企業経営にとってとても大事なことですが、これはあくまで経営の「必要条件」にすぎない、これだけでは会社を成長させる「十分条件」にはならないというのも事実です。
ピータードラッカーも言っているように、「自分の顧客以外のお客が圧倒的に多い」のも事実です。既存のお客さんを大事にするだけでは「必要条件」であって、新規のお客さんを獲得しないと「十分条件」にならない。
又、キャシュフロー経営だけでいいのでしょうか?キャッシュリッチだからって自社の商品が売れなければ衰退しますよね。
いくら教育を熱心にしても自社の業績が悪くてリストラや賃下げをしていれば、モラールは上がらないことは、経験のある社長さんならだれでも知っています。
今は経営の主役になった感のある会計ですが、これがしっかりしている会社が伸びるかっていうのも別の話で、職業柄私がいうのも変ですが、あくまで必要条件で、成長の十分条件ではありません 経理は守り、攻めは営業です。
2.企業は環境適応業ということを忘れないで下さい!
私が大学生の頃 ダイエーは 時代の大スターでしか。しかし、今はスーパーは環境の変化に対応できず低迷しているといます。優良企業と評判の高いイトーヨーカ堂でさえ売り上げ横ばい、営業利益もぱっとしません。なぜこんなに違うのだろう。衰退の原因は業態変化(環境変化)だからというわけです。確かにヨーカ堂は経営書のカガミになるような会社ですから、あらゆる必要条件は充足させてきたにもかかわらず、です。
もっとさかのぼれば石炭産業が人、物、金、を最高級にそろえても没落したたとえから、企業は環境適応業といわれ続けてきました。
一生懸命に仕事をしすぎますと日常に忙殺されましてついついこれを忘れがちです。いつの間にか粗利が低くなって儲からなくなった、お客さんが古くなって売り上げが低迷した、こんな兆候に気がつかなくなります。
ついつい木を見て森を見なくなりがちです。企業は環境適応業ということもたまには思い出すことも必要ですね。
ダイエーは 利益を出せ出せといわれて 借金を返せ返せといわれて 利益を出し、借金の返済を進めたのはいいが 必要なリニューアル費用や新規投資ができずに結局 身売りされてしまいました。福岡ダイエーは福岡ソフトバンクに変わるし。。。。。。
今マーッケトを予測するときに 高齢化人口の増加ということだけははっきりわかりますが。。。。。。。。。
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