金児 昭 著
著者は信越化学工業の金川社長のもとで、38年間「経理・財務」部門の実務一筋に
勤めた金児昭氏です。
その著者からみた社長である金川氏の経営の姿を語っています。
経営に関することについて、信越化学工業での金川社長の姿を、社長の性格も含めて、
一つ一つエピソードも添えて語られています。
著者は金川社長のことを一言でどんな人ですか。との質問で「実行有言の人です。」と
答えているそうです。
経営について、実際に行ったことだけを言う人だからだそうです。
「経営は結果がすべてである」と断言します。
実行のあと断言するところに凄さがあると思いました。
また、経理・財務の仕事について、以下のように語っています。
「経理・財務は事業部門のしもべとなって働いて、決して威張ってはなりません。
ただ、会社の財産を守るのが経理・財務の唯一の仕事です。
もしも会社の財産を危うくする人がいれば、社長である私をも許してはいけません」
数字を作り上げた上で分析等するのも経理・財務の仕事と思いますが、最終的にはこうなるのが
真の経理・財務の姿かもしれません。
社長をも許さないという頑固たる態度。
どうしても社長には逆らえない、という会社においてはなかなかできないことです。
社長自信がそれを部下に言うのですから、誰もがすごいと認める経営者だと思いました。
(紹介者:荻野)
著者は信越化学工業の金川社長のもとで、38年間「経理・財務」部門の実務一筋に
勤めた金児昭氏です。
その著者からみた社長である金川氏の経営の姿を語っています。
経営に関することについて、信越化学工業での金川社長の姿を、社長の性格も含めて、
一つ一つエピソードも添えて語られています。
著者は金川社長のことを一言でどんな人ですか。との質問で「実行有言の人です。」と
答えているそうです。
経営について、実際に行ったことだけを言う人だからだそうです。
「経営は結果がすべてである」と断言します。
実行のあと断言するところに凄さがあると思いました。
また、経理・財務の仕事について、以下のように語っています。
「経理・財務は事業部門のしもべとなって働いて、決して威張ってはなりません。
ただ、会社の財産を守るのが経理・財務の唯一の仕事です。
もしも会社の財産を危うくする人がいれば、社長である私をも許してはいけません」
数字を作り上げた上で分析等するのも経理・財務の仕事と思いますが、最終的にはこうなるのが
真の経理・財務の姿かもしれません。
社長をも許さないという頑固たる態度。
どうしても社長には逆らえない、という会社においてはなかなかできないことです。
社長自信がそれを部下に言うのですから、誰もがすごいと認める経営者だと思いました。
(紹介者:荻野)
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