アゴラの記事から消費税の話題
http://agora-web.jp/archives/1202178.html
この記事を見て思ったこと。
消費税の税率を3%から5%へ引き上げて 日本経済がどうなったかみんな忘れたようだ。あるいは、忘れたふりをしているようです。
経済学者の方や、マスコミの人で平成9年から10年にかけいて何が起きたか?
山一証券を始め大金融機関が破綻しましたがそれと その年の4月からの消費税引き上げは何も関係なかったのかな?
消費税を上げたら大不況になって税収が減ったということを忘れたようだ。
平成8年の税収合計 54.9兆円うち消費税6.0兆円
平成9年の税収合計 53.9兆円うち消費税9.3兆円
平成10年の税収合計 49.4兆円うち消費税10.1兆円
空気をよめというのが 日本の組織社会で出世するルールですから。
日本陸軍の歴史を読んでいてなぜ負けるとわかっている戦争をしたのか。。。。。
組織の持っている意見と違う人は人事で予備役に入れられて淘汰される。戦争をするのが正義だ。
今回は消費税を上げるのが正義だ。本当に消費税を上げていいのかなという話は関係ありません。
正義と損得(経済や税収にとっての有利不利)とは関係ない話です。
しかし、これで沈滞気味の我が会計事務所業界にとっては神風が吹くでしょう。
かなり複雑な制度を考えているようで、コンピュータシステムの入れ替え需要、税制の有利不利の選択などのアドバイスと日常処理業務の増加、破産業務の増加など仕事に不足しない状況になるはずです。
しかし、政治事項ですからそう思うようにすすむかな。。。
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