経営者のセミナーで、未来工業株式会社の顧問、山田昭男(創業者)の『感動を与えれば、社員はがんばる』という話を聞く
40年ほど前、岐阜にて住宅用スイッチの会社を創業。創意工夫を重ね、その会社(未来工業)を大変優良企業に育てたという人です。その根本には「社員を信頼する」ということであります。そのユニークな経営をされているキャッチフレーズは「楽して儲ける」という話です。
わかりにくいかもしれませんが そのときに走り書きしたメモをつけておきます。
◆◆◆『感動を与えれば、社員はがんばる』◆◆◆
◆人材
・人は会社のためにがんばりたいと思う 〈感情〉
・会社は金儲けをする 〈勘定〉
従って 社員が 会社を儲けさせてくれる。
↓
社会貢献のために儲けなければならない。
社会貢献 社員に給与をはらう
社会にお客様に価値あるものを提供する
税金を払う
人は人財
◆金儲けが大切
「良いものを安く」はバカが言う
「良いものを高く」が正しい
↓
差別化する
(例)差説化する癖をつける。
差別化は商品だけではない
全てのことで差別化する
・ネクタイをする、しない
・70歳定年制
・工場見学者から一人2000円もらう
◆「二兎を追うものは一兎をも得ず」
効果と経費をとことん考える
(例)工場の警備代と盗難損失の損得
・パートなし、全員正社員
・守衛がいない
・鍵なし
・セコムをつけない
◆「サラリーマン6500万人 平均給与30万円、パート15万円」
人件費を考えると不要なことはしない
◆社員800人 人事部なし(余分な部門を置かない)
本社350人 コピー機1台
◆年間休日140日
年間労働時間1600時間
残業禁止