12月は、税務調査に立ち会う回数が結構ありました。
昨年は税務調査の当たり年らしく、そこそこ件数がありました。
12月にひとつの目途をつけたいというのは税金を払う側の気持ちであり、また税務当局もそれがわかっていますので今年とりかかった税務調査についてはできるだけ結論を出そうということで結果の打ち合わせが行われました。
指摘をうけてこちらが納得できる点もあり、そうでない点もあります。税法上物事をどう見るかという世界もありますし、もっと難しい点は事実をどう認識するのか。例えば、ここに15万円の領収書を出したという控えがある。これに対して、こちらの伝票上は10万円でしか売っていない。領収書を変えてくれと言われたから、つい現場が金額を変えてしまった。この場合、どういう風に扱われるのかなかなか難しい問題です。
いずれにせよ、いい結果に終りその調査についてはほっとしています。
悪い言い方をすれば 実際金額以上の領収書を発行するという行為 とくにそれをもらった人が会社で経費をごまかすというような不正をするという予測が成り立ちますので 厳しくいえば不正の補助という話までも成り立ちます。領収書の過大発行は現に慎むべきです。
コメント