石野誠一
「会社には4つの類型」があります。
①志としての会社
②生業としての会社
③事業としての会社
④企業としての会社
それぞれの段階を認識することで、社長がぶれない行動がとれるという内容ですが、税理士としても、お客様がどの段階にいるかということを認識することで、ニーズにあったお話ができるものと感じました。
社長が、厚遇している従業員から、「・・・就業規則をきちんとしていただけませんか」と。
厚遇しているはずなのに、「・・・いちいち社長の顔色を見ながら申請したりするより、規則に決めてあるとおりに動けるほうが、よほど気分がおちつくのです」と。
恩恵的に扱うより、ルールとおりに扱ってもらいたいという、従業員側の心理を理解しておくことが経営にとって必要な場合もあると感じました。
金融機関とのつきあいかたのテーマでは、下記の点が、新鮮な指摘でした。
・「金融機関があなたの会社をどう評価しているか」を融資を申し込むことによって「あぶりだす」
・「相殺されないようにする」のでなく、「相殺されやすいようにする」
(借入先の金融機関に、あえて預金をおいておく)ことで、「信用」を自分で作り出す。
(紹介者:嘉見)
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