藤田 勉 著
日本経済新聞出版社
著者は、円が買われる理由となる要因・逆にドルが売られる理由となる要因を本書で検証し、
10年後には1ドル50円の可能性を主張している。
著者いわく、「長期円高の構造要因が変化しないのであれば、今後も長期的に円高ドル安が
進行する可能性があることは否定できない。」のである。
その主張が当っているのかどうかは、素人には判断できませんが、実際、1971年に360円だった
円ドル相場は、ここ40年で77円(4.8倍)を示す結果となっており、
リーマンショック・東日本大震災と続き、少子高齢化さらには人口そのものの減少から
貯蓄不足を招き経常収支は悪化していくという現実は、漠然と国力の低下=円安という図式が
浮かびがちですが、円はその反対方向の円高に進行していることは、私たちも認識しています。
10年後はさらに円高か?それとも円安か?・・・神のみぞ知るでしょう。
ただただ、個人的な想いとしてなだらかな進行を願いつつ、
円相場に変動を及ぼすであろう要因を理解する1つの解説書として本書を紹介いたします。
(紹介者:山崎)
日本経済新聞出版社
著者は、円が買われる理由となる要因・逆にドルが売られる理由となる要因を本書で検証し、
10年後には1ドル50円の可能性を主張している。
著者いわく、「長期円高の構造要因が変化しないのであれば、今後も長期的に円高ドル安が
進行する可能性があることは否定できない。」のである。
その主張が当っているのかどうかは、素人には判断できませんが、実際、1971年に360円だった
円ドル相場は、ここ40年で77円(4.8倍)を示す結果となっており、
リーマンショック・東日本大震災と続き、少子高齢化さらには人口そのものの減少から
貯蓄不足を招き経常収支は悪化していくという現実は、漠然と国力の低下=円安という図式が
浮かびがちですが、円はその反対方向の円高に進行していることは、私たちも認識しています。
10年後はさらに円高か?それとも円安か?・・・神のみぞ知るでしょう。
ただただ、個人的な想いとしてなだらかな進行を願いつつ、
円相場に変動を及ぼすであろう要因を理解する1つの解説書として本書を紹介いたします。
(紹介者:山崎)
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