消費税率の引き上げについて大きく不満を言っているのは医療業界です。つまり薬や医療用機械等については消費税率の引き上げで自動的にコストが上がるのに、診療報酬はその分上がるかどうか不明であるからです。
このため、国の方針としては、消費税率引き上げに伴う検討課題の一つとして、「医療については、消費税率(国・地方)の8%への引き上げ時までに、高額の投資に係る消費税負担について、医療保険制度において他の診療行為と区分して適切な手当を行う具体的な手法について検討し結論を得る。
また、医療に関する税制上の配慮等についても幅広く検討を行う。」と税法改正の附則には書かれていますが、あくまでも検討を行うという言葉にとどまっています。どうなるかは未確定です。