私のお客様の中には不動産投資に興味を持っており、持っているというか、そのための専門の会社を所有されています。アセットマネジメントやプロパティマネジメントや不動産ファンドとか、さらにはSPCなどについても勉強されています。
以前福岡の会社が東京の外資系投資銀行力を借りて不動産のSPC会社をいくつか作られていることを見たことがありました。
そのSPC方式の場合、倒産隔離の関係で有限責任中間法人が登場するいう形式をとります。
ただ改めて調べてみると、有限責任中間法人が今年の11月でなくなる、新規で設立できなくなるということです。有限責任中間法人とは利益の分配を目的に活動しない法人とでも言いましょうか、今年の12月1日からは同じような制度では、一般財団一般社団しか設立できないことになります。
今後どういうふうになっていくのでしょうか。なかなか面白い問題だなとは思っています。
私自身は有限責任中間法人の設立や実際にお客様になっていただいたことがないので もし実際にSPCの仕事ができれば、色々面白い経験ができそうです。
ただ、時代の流れとしてはサブプライム依頼の金融引き締めで福岡市内の不動産取引も急減しています。
SPC、不動産ファンドについても非常に厳しい波がかかってきているわけですが。