会計事務所の勉強会で広島の会計事務所の見学に行ってきました。そのリーダーになっていただいたのは東京の本郷孔洋先生(http://www.ht-tax.or.jp/)です。
広島市内の会計事務所の先生を2件訪問しました。
本郷先生のブログで広島のことが紹介されています。
安芸の宮島の宿に泊まり、夜食事をしながら色々な情報交換をしたのですが、そのときに聞いた面白い話を紹介します。
1.安芸の宮島は10年位前に子供をつれて行ったことがありますが、そのとき放し飼い(自然に生きている)の鹿が、人間が餌をやるものですから餌を欲しがってどんどん怖がりもせず、餌をもらいにくる。動物というのは、弱い者をすぐに見分ける能力があるみたいで子供が鹿の餌を持っていると、どんどん餌をもらってくるというか襲ってくる感じでした。子供が大変怖がったのを記憶しています。ところが、今回は一切そういうことがありません。不思議に思っていたのですが、実は餌を鹿にあげるのを従来は自由にさせていたので、餌と間違えて鹿が餌の入ったビニール袋を飲み込んでしまう。ビニール袋は胃の中で溶けないので鹿が死んでしまうということが相次いでいたそうです。普通、鹿は15年くらい生きるそうですが、宮島の鹿は10年ほどしか生きていなかった。その反省から餌をやることを宮島では完全に禁止しているということです。従って、現在では鹿は山の中で自分で餌をとって生きていて、観光客の傍も平気で歩いているのですが(誰もいじめる人がいないから)誰も餌をやりません。従って、鹿が餌を求めて襲ってくることもないので、前と違っていて面食らいました。
2.安芸の宮島の反対側は広島県廿日市市になるのですが、その景色がはっきり見えました。すごい住宅地になっています。大都市の周辺はこうなっていくのだなと改めて感じました。
3.私は福岡に住んでいるのですが、同じ政令指定都市である広島の街の中を見て最初に感じるのは非常に高層ビルが多いことです。話によると、広島市内にあった飛行場をバスで1時間くらいかかるところに移転させた結果、広島市内に高さ制限(福岡市の場合は空港が市内にあるので飛行機の安全のために高さ制限があります)がないため、結構高いビルが建っていました。あれっという印象を持ちました。
飛行場が福岡みたいに市内に残っていて交通の便(東京との交通の便)がよければもっと広島は発展したのにと地元の方がおっしゃていました。