先日、事務所主催で事務所のお客様対象の平成20年度税法改正セミナーを開催致しました。前年の12月中旬に自由民主党の税制改正案大綱が公表され、(1月のはじめに閣議決定)そして2月のはじめに税法改正案の国会提出というふうに流れて税法改正の手続きは進んでいくわけです。
それにつれて法律に表れていない部分も含めて税法改正の姿というものが表れていきます。
そのあたりについて、まず真っ先に知らなくてはいけないのは顧問をさせて頂いている会計事務所の役割ですので、それらについての勉強を大急ぎでやっているわけです。そして、お客様にどのようなアドバイスをすればいいのかを考えながら税法改正の中身をお客様の立場から解釈していくということが必要になってきています。
そして、これについて期限をつけておきませんと、ついつい日常の仕事に追われてしまい、だらだら延びてしまいますので、先に一定のまとめをすべく期限を区切るために税法改正セミナーを開催するというのが毎年の姿です。
今年について言えば、どうも税法改正のうち相続税の改正について大変きな臭いものを感じています。すなわち、大増税がされるのではないかという内容です。
税法改正のセミナーで使ったレジュメのすべてをブログに載せることはできませんが、政府の税法改正の説明は各省庁のホームページから関連していると思われる箇所を集めてパワーポイントを作成してみましたので参考までに次回載せておきます。
今回の税法改正で言えば、平成21年度に改正される予定の相続税の全面改正についての計画が大変こわい感じになっています。