ある研修会で次のような話がありました
最近流行っているものとして次の3つがある。
・コーチング
・エモーショナルマーケティング
・ 自己啓発セミナー
この3つは2000年になってから大変流行っています。
コーチングとは、経営者や従業員に対して適切な質問を行うことにより、望ましい方向へ導いてあげることだそうです。 インターネットで調べてみたら、「質問型のコミュニケーションを使い、相手に取るべき行動を自ら選択してもらう」という手法がコーチングと呼ばれます。(正確にはコーチング・スキル)」と書かれていました。
エモーショナルマーケティングとは、感情に訴えかけるような文章等を使い広告・宣伝をすることだそうです。例えば、保険に入っておいてよかったというメッセージを送ること、要するに感情的に訴えかけるようなマーケティングの手法だそうです。
自己啓発セミナーは手軽に金持ちになろうとか、手軽に起業家を生むなど自分で自分に投資するとはよく言いますが、そういう自己啓発のセミナーです。
こういうものをまとめて操作主義と言うのだそうです。
操作主義とは、他人を自分の思うようにコントロールしようという考え方でできた手法と説明されました。主に、深層心理学等を活用して人を操るということだそうです。
今大変流行しています。ところが、言われたのは、このような操作主義はもうすぐブームが終わるそうです。なぜならばコーチングにしてもエモーショナルマーケティングにしても啓発セミナーにしても、繰り返し繰り返しブームが起き廃れ、ブームが起き廃れしてきている。従って、現在のブームも終わるころであろうということでした。
私が一番興味を惹かれたのは操作主義という言葉です。
主に深層心理学という技法を用いて人に影響力を及ぼすことにより、人々を操る方法なのだそうです。これを一番用いたのは誰か?歴史上で言えばヒトラーである。ヒトラーの大衆の扇動などはこの操作主義の最たるものといわれています。ヒトラーが参考にした文献とロシア革命を起こしたレーニンが参考にした文献は全く同じものだという話も聞きました。操作主義は最終的には身を滅ぼす。自分に悪い影響を与えるという話でした。
操作主義とは、直接的な命令や指示とは違い、相手の主体的な判断や意志を意図的な方法によって、望む方向へ誘導しようとしたり、なんらかの工作を行なうことによって相手を外部から変化させようとする仕方や方法のことを言います。例えれば、「馬を早く走らせるために、その鼻先に人参をぶらさげる」ようなことです。
この話は、つい先日セミナーできいたばかりですので、どの程度意味を持つのかどこまで真実かは今判断できませんがが、私にとっては新鮮な物事の見方でしたので、しっかり考えてみたいと思っています。