今会社決算のシーズンです。
私は会計士としてなぜ会社の社長さんが決算書を見て 会社の「もうけ」がわかるのかどうかいつも不思議に思っています。
いまから5年前にはお客様に配る事務所ニュースに次のようなことを書きました。
本当の決算書を作ろう!
会社の実態は、税務署用の決算書をみてもわからない。別に本当の姿を示す決算書を社長のために作る必要があります。
ル-ルは、3つです。
連結ベ-スで作る
・兄弟会社や親子会社だけでなく、
・社長個人の財産のうち会社に貸している財産も含む。
時価ベ-スで作る
・土地やゴルフ会員権は時価に直す。
・従業員退職引当金も、支払うべき金額を予想して100%計上する。
キャッシュフロ-計算書も作る
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グル-プ会社全体の情報を認識して方向性を考える
(注)これは、会社グル-プの全体像を分析するために作るものです。
年に1回作れば良い。
月次で作る必要性は乏しい。
単位は、百万単位で大きく全体像をつかまえる。
時価などでは、おおよその推定で良い。
勿論、税務署用の決算書などでおさえた減価償却費や貸倒損失などは正しく計上しておく。
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