2. ガス料金
ガス料金と言ってもプロパンガスの料金です。プロパンガスは自由化により料金の多様化が進んでいます。数社との直接交渉により、料金の引き下げは可能とのことです。
3. 下水道料金
下水道料金は、上水道の水が全て下水に流れることを前提で料金計算されています。しかし、ボイラー蒸発、ごはん等の製品に吸収されたり、クーリングタワーで蒸発したり、またスプリンクラーで水を庭にまくなど実際はかなりの量の水が下水に流れていないことがあります。この消失水量を計測して自治体と交渉することにより、下水道料金の減額特例を受けることができます。なお、下水に流す水の再利用、例えば、トイレ等の水を上水道でなく再処理水(中水)を利用することは、下水道料金を下げる基本的なことですが、これは建物の設計段階から準備されていないと、難しいようです。
4. 電話代金
(1)電話の削減といいますが、まず電話料金については株式会社インボイスに依頼して複数の電話会社から届く請求書を一枚に集約するという無料サービスを受けることができます。当然支払いも一括になります。同社は現在の利用内容をふまえて最も最適な電話会社との契約を提案してくれます。いずれも無料です。
(2)本社と営業所、工場等が離れている、つまり、遠距離に工場、支店があり、その間での通信料が多い場合は、IP電話の活用が考えられます。IP電話とはインターネットを活用した電話で、同一会社間では電話料が無料です。従って広範囲な本支店の電話が多いところではメリットがあると考えられます。
まとめとしましては、公共料金の削減策としては色々ありますが、実際自分の会社や病院にあうかどうかはコンサルタントに依頼してみないとわからない。コンサルタントも成功報酬でやっているところが多いので交渉してみることをお勧めします。
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