著者 入山章栄
著者はアメリカの大学のいわゆる経営学准教授
今までの経営学の常識が、現在行われている経営実務に比して一致しているのか?
果たして学問としての経営学は役に立つのか?
最先端の経営学では何が議論されているのか?・・・etcについて書かれています。
例)
・マイケルポーターの競争戦略(どうやって競合他社との競争を避けるか?という守りの戦略)は有名ですが、そんなおいしい業界はない。厳しい業界のなかでニッチを見つけ積極的に攻めていかなければならない
・この不確実な時代に事業計画は役に立つのか?
グーグルの元々の事業計画には広告収入はなかった。
経営を行っていくうちに本当に儲かる事業が分かっていくる。
学習しているうちにわかるから計画はいらない・・・
しかしながら、(特に設備投資をする場合には)リスクを限定した計画を作り、履行すると後々メリットがあるむろん、経営学の本ですので(当たり前ですが)理屈っぽく小難しい内容でしたが、実際の経営意思決定における選択事項を改めて整理できる本でした。
(紹介者:濱野)
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。