読み終えた感想は、社長業は大変だ・・・です。
この本には、従業員さんとの接し方から税理士との接し方(少々耳の痛い真摯な発言の箇所も・・・)まで、細かくノウハウが公開されているため、自分も社長になったつもりで疑似体験させてくれます。
大企業の社長さんといえば、高いビルから地上を眺める観がありますが、中小企業の社長は、地上を自らの足であちこち歩き回り、時々ビルの2、3階やあたりの風景に目をやることが大切なんだ、ということを学ぶことが出来ました。
私は、世の中は社長役の人と従業員役の人がある程度、運命づけられているような気がします。
だからこそ、「あなたがあっての私の頑張り」が発揮できる、相互間の連鎖関係が必要だと考えいます。
その観点から、この本が一番伝えたかった「社長の心得」とは、人格を磨き鍛錬せよ、という言葉に尽くされており、また同時に、従業員の心得でもある、という感想を抱きました。
(紹介者:山崎)
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