作者 林 總
内容
会社はコストの塊である。
業績が悪くなってきたときに、短期的な利益を生み出すために一律に経費を削減することは
経営者として一番行ってはいけないこと。
なぜなら、コストの中には将来の利益を生み出すためのものが含まれており、そのコストを
削減してしまうことは将来のキャッシュフローを自ら放棄してしまうことであり、会社の活力が
なくなってしまう。
10対90の法則でいけば、会社の90%の利益は10%の経費から生み出され、10%の利益は
90%のコストから生み出されている。
会社が削減すべきコストはこの90%のコストであり、その削減したコストを将来の利益獲得の
コスト(投資)に振り分けることが経営者として重要なことである。
会社の利益が落ち込んでいるのは、景気のせいではない。
過去にあなたが行った何百万・何千万という無駄な支出が、
キャッシュを生みだせていないことが原因なのだから。
(紹介者:石橋)
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