アパートを建てられた方にとっての心配は大きく二つあるようです。
一つは、入居者が集まるか。ということ。
もう一つは、途中の修繕費用はどうだろうかということです。
申告書作成の中での話では、修繕費用はそれほどでもないようでしたが、アパートの空室率はだんだん上がっているような印象です。
大体、1割~2割程度空室が時々出る、空室が出ても以前は入居者がすぐ決まっていたが、最近はなかなか決まりにくくなっている、という話でした。
アパートを建てて、建てた会社にアパートを一括で管理会社などに貸すというのが、非常に安全なやり方ですが、その貸した時の家賃水準も、世の中の家賃水準が下がってくると数年おきに見直すということですので、なかなか大変だと思いました。
福岡県でいうと大牟田などが人口が減っている都市である。
お客様に、大牟田で賃貸アパートをお持ちの方がいらっしゃった。
ちょっと見てみたら、平成のはじめ人口が15万人くらいだったのが、現在12万人に下がっている。
長期間人口が減り続けている所を過疎市というらしいが、その対象になっている。
鉄筋2階建ての良いアパートだと思うが、残念ながら入居者が一旦なくなると、なかなか入らないとのこと。
考えてみれば、値段を下げたからといって入居者が増えるわけではあるまい。
他の同様のアパートとの競争である。家主さんが大変困りぬいていた。
アパート経営も人口が増える地域(福岡市郊外)且つ、新規供給が少ない地域(新規供給が少ないのは難しいだろうと思われる)なら安全だろうが難しい話だ。
福岡市にアパートを持ってらっしゃる方が、もうこれ以上アパート経営はしないとおっしゃっていた。いっぽうでこれからもアパート経営に積極的な方もいらしゃったのが印象的であった。
借入金が早く返済できていれば いずれにしろ安心ですがね。。。
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