昨日までお盆の休みを取らせていただきました。
とはいっても、税理士試験が終わってすぐで就職希望者への対応(事務所の立場では求職採用業務)やお客様の初盆などが有り、また実家のお盆もあり、決して夏休みということはありません。結構疲れる時です。
さて 先週も建設会社の破綻が起きたと報道されていました。
私どものお客様である、或る小さな建設会社の下請けの社長から聞いた話です。
その会社も最近の建設不況で業績が厳しいのですが、安易に仕事は引き受けないという話でした。
その会社は建設会社でも下請けで内装の仕事をしている会社です。マンションデベロッパーは全国的に上場企業がいくつも破綻している。そういうことから仕事を引き受けると破綻された場合には貸倒れの被害が非常に大きくなる。共倒れの危険もある。だから今は我慢の時だということで、あえて積極的には受注しないようにしている。
発注元は違うところを探しているという話でした。
貸倒れというのは大変厳しい結果を招きますから、こうやって第一線の方々の話を聞くと経済状況の厳しさを改めて感じました。売上があっても引き受けない。それは貸倒れの率が高いからだという話にはひしひしと業界の厳しさが感じられます。