平成19年 仕事のまとめ
平成19年ももうすぐ終わります。仕事の面でも個人生活の面でも色々なことがあった1年でしたし、特に年末にかけて色々なことが起き、とても疲れた印象があります。
備忘記録の意味で今年1年間してきた仕事を振り返ってみました。
企業や病医院の顧問業務
事務所の相当部分は企業や病医院の税会計の顧問業務やそれに関連して派生する相談業務の対応です。今年も新規のお客様を迎え、色々な相談を受けたのですが、全般的に企業や病医院を見ていて感じるのは差がついてきたなということです。好景気が続いているという感覚はありませんし、またこれは不景気だという感覚もありません。これが経済が横ばいであるという状況なのでしょう。その中でも伸びていくところもあれば足踏みされているところもあります。はっきり感じるのは基本的に無理をせず、経費を削減していくところしか生きていけないのだな、堅実な財務体制を作ってきたところが伸びているんだなということです。
しかし、経済の流れというか、業界そのものに逆風がきつくあたっている会社もありますし、単純にはいえませんが・・・。
相続税に関連する業務
今年も相続税の申告書を相当数作成しました。また、相続対策もいくつか手掛けさせて頂きました。相続税の世界について言うと年末に出された自民党の税制改正案大綱や政府税制調査会の意見書などから大幅な相続税増税が再来年から始まることが予想されています。来年はこの対応に追われるのであろうという気がしています。
M&A関連サービス
今年もスポットでいくつかの企業の財務デューデリジェンス業務やM&Aの買い手側のアドバイス業務をさせていただきました。昨年はあった病院に関する業務がなかったのがかえって印象的な1年でした。一般企業でもM&Aが拡がっていることが改めて身にしみました。
企業再生や組織再編に関連する業務
民事再生法のスポンサー企業側にかかわった業務やサービサーに債権を譲渡された企業の再建のお手伝いをいくつかさせていただきました。
さらに、会社分割や合併など企業組織再編に絡むコンサル業務をさせていただきました。正解のない問題をどのように解決していくのかという話ですので、知恵を絞り、強いプレッシャーを感じながらも良い経験になりました。
その他
研修を何回かさせていただき、改めてその準備で考えをまとめたり、知識を再確認させていただけました。
年末のごあいさつ
今年もなんとか皆様方のおかげで年末までこぎつけることができました。
年末になり、今年を振り返ってみてというよりも今までの人生を振り返ってみて、内心忸怩たるものがあります。
それは、今まで真面目に生きてきたと自分では思うけれども本当に真剣に生きてきたのだろうかという反省です。来年は「真剣に生きる」ということを考えてまいります。
今年一年、本当に有難うございました。来年もよろしくお願い申しあげます。
来年が皆様方にとってより良き年になりますよう心からお祈り申し上げます。