三月決算の申告終了。忙しかった。ブログ再開します。
『こうしたら病院はよくなった!/武弘道著』を読む
鹿児島市病院の院長から埼玉県立4病院の総責任者になり、見事に立て直した武弘道医師の本を読む。
具体的な内容は別にして、いかに病院の院長というか経営の責任者が大変な業務なのかをまざまざと感じられました。
日頃会計事務所として数字の面だけで院長と話をしていますが、いかに従業員を奮い立たせ、幅広い知識を持ち、病院内外とコミュニケーションを持ち、人の和を作っていくことが大変なことか、そしてそれらをもとに病院をどう いう方向に持っていくという的確な方向性を持つことの大切さを考えさせられました。
非常に役に立つ本だと思いました。私のようなもののための本です。
より病院に近い方々は、また違った見方があるのでしょうが。
また 持ち分の定めのある医療法人は 医療本来のあり方と違うという話で 社会医療法人が作られるとのこと。
どんな組織形態であれ お金の世界に生きる以上は経営者が必要と言うことがよく分かる話です。医療の責任者(院長)ではなく 経営の責任者(理事長)の必要性です。