「なぜこの人たちは金持ちになったのか」
私が初めて米国へ行ったのは今から27年前です。そのとき一番印象に残った事は、本屋さんに“Money”というコーナーがあり、どのようにしてお金を儲けるかという本が棚にぎっしり積み込まれ、更に平積みでうず高く色々な本が置かれていたことです。米国のマネー中心というかお金への願望を開けっ広げに表示してあることに、つまり「お金はパワー」という率直な考え方に非常に衝撃を受けました。その当時、少なくとも日本の本屋さんにはそのようなコーナーは全くなく、『お金の儲け方』について邱永漢さんの本が少しある程度でした。
今、グローバルスタンダードという名称で米国流の考え方が日本へ押し寄せてきています。時代の変化を感じます。
米国は億万長者富裕層の研究が盛んです。その中でも特に普通の人が富裕層(経済的に自立している。今の所得がなくなっても今の生活水準が維持できるだけの財産を持っている。)になっていること、そして財産を築けるか築けないかは生活の考え方と行動の仕方によっているのだということを実際の富裕層への広範囲なアンケートや面接によって明らかにしたのがトマス・J・スタンリーなどのベストセラー『となりの億万長者』という本です。高学歴イコール富裕層にはつながらない、高所得イコール富裕層にはならないということを述べています。
富裕層の平均的な姿は、次のようになっています。
1.収入よりはるかに低い支出で生活する。
2.資産形成のために、時間、エネルギー、金を効率よく配分している。
3.お金の心配をしないですむことの方が世間体を取り繕うよりもずっと大切だと考える。
4.社会人となった後、親からの経済的な援助を受けていない。
5.子供たちは、経済的に自立している。
6.ビジネス・チャンスをつかむのが上手だ。
7.ぴったりの職業を選んでいる。
そして同じ著者による『なぜこの人たちは金持ちになったのか』という本の中で、金持ちになりやすい考え方、生き方を紹介しています。
~日経新聞刊 トマス・J・スタンリー著より~
(1)金持ちの成功要因
①誠実である-誰に対しても正直であること。
②自己鍛錬-自分を自分でコントロール出来ること。
③社 会 性-人とうまくやっていくこと。
④配偶者の支えがある。
⑤勤勉である。
(2)金持ちとIQの関係は?
①特に知能が優れているわけではない。
②自分が特に頭が良いわけではないので、それをハンディーと考えて頑張る。
③学生時代、成績は良くなかった人が多い。
④IQより勇気(リスクをとる)である。
(3)金持ちがとる行動や思考プロセス
①仕事に精を出す。
②自分を信じる。
③準備を怠らない。
④主要な問題に焦点を絞る。
⑤決断力を持つ。
⑥計画を立てる。
⑦大問題に対処できる用意を調えておく。
⑧問題解決のために、即刻行動を起こす。
⑨マイナス思考よりプラス思考。
⑩競争相手に仕事・思考・意気込みで打ち勝つ。
⑪成功をイメージする。
⑫スポーツで培った精神力を行使する。
⑬信仰心を持つ。
⑭祈る。
以上です。これは企業経営者で成功した人と同じ内容となっています。それから、面白かったのは、直接の仕事以外の時間は税務の専門家と会うというのが85%あり、私などの仕事にとっては嬉しい事でした。
非常に興味深いブログです。
実は私も同じような悩みを抱えておりまして。
突然大金を得ても、何に使っていいか分からないと言う事、ありますよね。。
投稿情報: まさと | 2008年7 月17日 (木) 15:57
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投稿情報: moaupi | 2013年11 月29日 (金) 00:16